1日の歩数をあまり増やすことができない人でも、歩くペースを速くするだけで死亡リスクを下げられる可能性があることが、新しい研究で分かりました。1日に歩く歩数が少なくても、歩行強度を意識して速く歩けば健康への効果が期待できるということです。
〜だけで= just by ... / simply by doing ...〜ということだ= it means that ... / the implication is that ...
研究では、被験者を1日の歩数ごとに4つのグループに分け、1分間あたりの歩数である歩行強度と死亡リスクを照合して分析しました。その結果、1日に5000歩以下しか歩かない人でも、1分間あたり80歩という速いペースで歩いている場合、1日に5000から7500歩歩いて1分間あたり60歩と遅いペースの人とほぼ同じくらい死亡リスクが低いことが示されました。
照合する= to cross-reference or collate and compare data
また、1日の中で最も歩数が多かった30分間の平均が1分間あたり90から100歩になることが、健康の目標としてよい状態だとされています。研究チームは、1日の歩数やペースを増やすことが難しい高齢者などの健康ガイドラインに役立つと期待しています。
ただし、今回の研究は観察結果に基づくものであり、ペースを速くすれば必ずリスクが下がるという因果関係を証明したわけではありません。それでも、たくさんの歩数を歩く時間がない時は歩くペースを上げ、速く歩けない時は歩数を増やすことが健康につながりそうです。
〜に基づく= to be based on or grounded in〜わけではない= it does not mean that ... / it is not necessarily the case that ...