2028年7月にアメリカで開かれるロサンゼルス・オリンピック(ロス五輪)の期間中、日本野球機構(NPB)がプロ野球の公式戦を中断することを検討していることが分かりました。日本代表「侍ジャパン」が最強のメンバーで金メダルを目指せるようにするためで、9月16日のオーナー会議で議論されます。
プロ野球は、2021年の東京五輪の際にも公式戦を約1か月中断しました。その大会で日本はプロ選手を中心としたチームで初優勝を果たしました。日本プロ野球選手会の近藤健介会長は「選手としては勝ちにいく」と話し、ロス五輪でもトップ選手を集めて2大会連続で金メダルを目指す決意を示しています。NPB側も「全力で金メダルを取りにいく」とコメントし、方針が一致しています。
関係者によると、DeNAの南場智子オーナーと近藤会長らはすでに話し合いをおこなっており、オーナー側は五輪期間中に公式戦を中断する意思があることを伝えていました。
ロス五輪の野球の出場枠は6チームで、すでに開催国のアメリカなど3チームの出場が決まっています。残りは3つの枠をめぐる厳しい争いです。日本は2027年11月の「プレミア12」でアジア最上位になれば出場権を獲得できますが、それを逃した場合は2028年春の最終予選に回ります。NPB関係者は「出場が決まってから日程を変えることはできないため、あらかじめ中断を準備しておく必要がある」と説明しています。