多くの人が利用する東京の羽田空港から、わずか1キロほど離れた場所に、昔ながらの伝統が残る町があります。大田区羽田6丁目には小さな漁港があり、奥には国際線のターミナルを見ることができます。夏に行われる「羽田神社夏季例大祭」では、大漁旗がはためく上空を飛行機が飛び交う、この地域ならではの光景を見ることができます。
〜ならではの= 此地特有的;只有……才有的
また、この街には歴史ある「穴守稲荷神社」もあります。神社の中には「千本鳥居」や、神の使いであるキツネの像がたくさん置かれている「狐塚」があります。さらに、多摩川の近くにある「五十間鼻無縁仏堂」は、水難の犠牲者や1923年の関東大震災、1945年の東京大空襲などの犠牲者を弔っています。
写真家の初沢亜利さんは、100年に一度といわれる再開発が進む東京の変化と、昔からの暮らしが残る羽田の風景を撮影しています。羽田空港から都心へ向かう途中で、すこし足を延ばせば、東京のもうひとつの表情に出会うことができます。
足を延ばす= 順道前往;將腳步延伸至更遠的地方