·旅遊·
N2

「イザベラ・バード」を歩く:最初の宿、粕壁で待っていた洗礼

重走「伊薩貝拉·拜德」之路:在首個宿場粕壁等待著她的洗禮

#イザベラ・バード#日本奥地紀行#粕壁#旅行記
0:00 / 0:00

イギリスの女性じょせい旅行家りょこうかが、日本にほんの「おちこち」をめぐる大冒険だいぼうけんの最初さいしょの夜よるに直面ちょくめんしたのは、おびただしい数かずのノミと、ふすまの隙間すきまから覗のぞく無数むすうの「目め」だった。

1878年ねん(明治めいじ11年ねん)6月がつ十日とおか、イギリスの女性じょせい旅行家りょこうかイザベラ・バードは、東北とうほくから北海道ほっかいどうをめぐる壮大そうだいな旅たびへと東京とうきょうを出発しゅっぱつした。彼女かのじょの荷物にもつは約やく50キログラムに及および、通訳つうやく兼けん助手じょしゅである伊藤いとうの体重たいじゅうと合あわせると、日本にほんの一般的いっぱんてきな馬うまが運はこべる限界げんかいの重おもさだったという。東京とうきょうからの旅立たびだちの乗のり物ものは人力車じんりきしゃだった。

彼女かのじょが旅たびの最初さいしょの宿泊地しゅくはくちとして選えらんだのは、日光街道にっこうかいどうの宿場町しゅくばまちである粕壁かすかべ(現在げんざいの埼玉県さいたまけん春日部市かすかべし)だった。そこで待まち受うけていたのは、過酷かこくな「洗礼せんれい」である。

宿泊しゅくはくした「高砂屋旅館たかさごやりょかん」は、多おおくの客きゃくで賑にぎわっていたが、建たて物もの全体ぜんたいに悪臭あくしゅうが漂ただよい、不潔ふけつな状態じょうたいだった。彼女かのじょはカビ臭くさい蚊帳かやの中なかで夜よるを過すごすことになったが、無数むすうのノミと蚊かに襲おそわれ、一睡いっすいもできなかったという。

Vることになる= 演變為~、結果決定~(表示非出於自身意志而決定的結果)

さらに、彼女かのじょを苦くるしめたのはプライバシーの欠如けつじょだった。襖ふすまで仕切しきられただけの部屋へやでは、物もの珍めずらしい外国人がいこくじん女性じょせいを見みようと、宿やどの客きゃくや従業員じゅうぎょういんが襖ふすまの隙間すきまから代かわる代かわる覗のぞき込こんできた。このプライバシーのない過酷かこくな状況じょうきょうは、西洋人せいようじん女性じょせいである彼女かのじょにとって大おおきな精神的せいしんてき試練しれんとなった。

しかし、この最初さいしょの夜よるの苦難くなんは、彼女かのじょが後のちに執筆しっぴつする不朽ふきゅうの旅行記りょこうき『日本にほん奥地おくち紀行きこう』の始はじまりに過すぎなかった。過酷かこくな日本にほんの奥地おくちを歩あるき続つづけた彼女かのじょの強靭きょうじんな意志いしと、当時とうじの日本にほんのリアルな姿すがたが、この最初さいしょの一歩いっぽから描えがき出だされている。

學習筆記

文法整理

句型意思
Vることになる演變為~、結果決定~(表示非出於自身意志而決定的結果)

詞彙整理

單字讀音等級意思
直面ちょくめんN2面對、面臨
漂うただようN2飄蕩、漂浮、洋溢
不潔ふけつN2不潔的、髒的
限界げんかいN2極限、限制
過酷かこくN1嚴酷的、殘酷的
欠如けつじょN1缺乏、欠缺

延伸學習

  • •伊薩貝拉·拜德(Isabella Bird,1831–1904)是英國傳奇的探險家與作家。她的著作《日本奧地紀行》為明治初期的日本農村地區提供了極其珍貴的詳細歷史記錄,捕捉了因現代化而迅速消失的傳統生活方式。
  • •粕壁(現為埼玉縣春日部市)在歷史上是日光街道上的第一個宿場町(驛站城鎮),連接江戶(東京)與日光。如今的春日部市則以現代流行文化(如《蠟筆小新》的舞台)而聞名。

練習

測試你剛學到的內容。

  1. そこで待ち受けていたのは、 な「洗礼」である。

  2. イザベラ・バードが東京を出發したときの乗り物は何でしたか。

Source: Mainichi