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平城京の跡地で奈良時代の奴婢売買を記録した木簡が初めて見つかる

#平城京#木簡#奈良時代#考古学#奴婢
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奈良市ならしの平城京へいじょうきょう跡地あとちから、奈良時代ならじだい後半こうはんの「奴婢ぬひ」の売買ばいばいに関かんする木簡もっかんが国内こくないで初はじめて出土しゅつどしました。道路どうろの建設けんせつに先立さきだつ発掘はっくつ調査ちょうさで見みつかったもので、場所ばしょはかつて平城宮へいじょうきゅうがあった位置いちから南東なんとうにある杏町からのうちょうです。

Nに先立つ= あることが行われる前に、その準備や手続きとして行う。

今回こんかい発見はっけんされた木簡もっかんは長ながさ約やく62センチの大おおきさです。奈良時代ならじだいの身分みぶん制度せいどにおいて労働ろうどうや炊事すいじなどを行おこなっていた「奴婢ぬひ」の名前なまえや年齢ねんれいのほか、取引とりひきされた価格かかくや支払しはらい方法ほうほうなどが具体的ぐたいてきに記しるされています。

Nのほか= 〜に加えて、それ以外にも。

調査ちょうさを担当たんとうした奈良市ならし埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい調査ちょうさセンターの竹村たけむら昂起こうきさんは、「生々なまなましい取引とりひきの様子ようすが記録きろくされていて、文書ぶんしょからでは分わからない当時とうじのより詳細しょうさいな取引とりひきの内容ないようを知しることができる」と話はなしています。このように取引とりひきの詳細しょうさいが書かかれた木簡もっかんが見みつかったのは、国内こくないで初はじめてのことです。

Nからでは分からない= 特定の手段や情報源だけでは判断・把握できないことを表す。

今後こんごは保存ほぞん処理しょりを行おこない、さらに解析かいせきを進すすめる方針ほうしんです。

Vる方針です= 今後の計画や決定した進路を示す。

学習ノート

表現パターン

パターン意味
Nに先立つあることが行われる前に、その準備や手続きとして行う。
Nのほか〜に加えて、それ以外にも。
Nからでは分からない特定の手段や情報源だけでは判断・把握できないことを表す。
Vる方針です今後の計画や決定した進路を示す。

語彙

語読みレベル意味
発掘はっくつN1地中に埋まっている遺跡・遺物などを掘り出して調査すること。
詳細しょうさいN1物事の内容や事情を、細かな点まで具体的に示したもの。
奴婢ぬひ古い時代に、身分上の自由をもたず、主人の所有物として労働や奉仕を強いられた人々。男性を「奴」、女性を「婢」と呼び、両者を合わせていう語。
木簡もっかん古代に、文字を記すために用いた木の札。細長い木片に墨で書き、文書や記録などとして使ったもの。
出土しゅつど遺跡などを掘り起こしたとき、土中から遺物などが現れること。また、そのようにして見つかったもの。

言語メモ

  • •「奴婢(ぬひ)」は奈良時代の律令制度における身分の一つで、売買や相続の対象となっていました。
  • •紙の古文書と異なり、木簡には当時の現場での生の取引記録が直接残るため、実社会の具体的な様子を知る貴重な史料となります。

練習

読んだ内容を確認しましょう。

  1. 奈良市の平城京跡地から、奈良時代後半の「奴婢」の売買に関する木簡が国内で初めて しました。

  2. 今回発見された木簡には、どのような内容が具体的に記されていますか。

  3. 「Nに先立つ」の意味として最も適切なものはどれですか。

Source: FNN Prime Online