·テック·
N1

市販の防犯カメラで野鳥を自動識別する仕組み

#防犯カメラ#AI#野鳥識別#BirdNET-Go
0:00 / 0:00

市販しはんの防犯ぼうはんカメラを使つかって野鳥やちょうを自動じどうで識別しきべつするシステムを構築こうちくした事例じれいが話題わだいとなっている。タッカー氏しが手てがけたこのシステムは、すべての処理しょりをローカルのハードウェア上じょうで実行じっこうするため、クラウドサービスやAPIの呼よび出だしを必要ひつようとせず、月額げつがく料金りょうきんもかからない。AIモデルはローカルサーバーやRaspberry Pi上じょうで動作どうさし、高速こうそくかつプライベートに運用うんようできるのが特徴とくちょうだ。

〜を必要とせず= 〜を必要としない形で。「〜せずに」の硬い書き言葉の表現。〜を手がける= 自分で中心となって作ったり、担当したりする。

システムの中核ちゅうかくとなるのはBirdNET-Goで、RTSP(Real Time Streaming Protocol)に対応たいおうしたカメラのストリームURLを指定していするだけで利用りようできる。初期しょき設定せっていのBirdNET 2.4では6000種しゅの鳥類ちょうるいを検出けんしゅつ可能かのうだが、Google Perch v2へ変更へんこうすると1万まん4795種しゅまで検出けんしゅつ能力のうりょくを拡張かくちょうできる。珍めずらしい野鳥やちょうが飛来ひらいした際さいのアラート通知つうちは、プッシュ通知つうちのほかDiscordサーバーにも送信そうしん可能かのうだ。また、初はじめて訪おとずれた野鳥やちょうを記録きろく・追跡ついせきする機能きのうにより、庭にわの生物せいぶつ多様たよう性せいの変化へんかを時間じかん経過けいかとともに観察かんさつできる。

〜の際= 〜のとき。特定の場合や状況を表す硬い表現。時間経過とともに= 時間が経過するにつれて。

さらにBirdNET-Goは、観察かんさつデータを共有きょうゆうするコミュニティプラットフォーム「BirdWeather」との連携れんけいや、MQTTを経由けいゆしたHome Assistantとの接続せつぞくにも対応たいおうしている。対象たいしょうは鳥類ちょうるいにとどまらずコウモリやカエルの鳴なき声こえも検知けんちし、近所きんじょの人ひとが家いえの前まえを通とおりかかった際さいのおならまで検知けんちされたという。タッカー氏しはさらに、Docker上じょうで動作どうさするセルフホスト型がたディスプレイ「Saezuri」を導入どうにゅうした。検出けんしゅつされた野鳥やちょうの種類しゅるいに応おうじた木版画もくはんが風ふうコラージュ画像がぞうが数すう分ふんで生成せいせいされ、フロントエンドとして大おおいに満足まんぞくしているが、Saezuriが「おなら」の画像がぞうを探さがしている様子ようすがログに残のこっている点てんが少すこし気きにかかると語かたっている。

〜にとどまらず= 〜だけに終わらず、対象や範囲がさらに広がることを表す。〜に応じた= 〜の条件や種類に合わせて。

当初とうしょは一時いちじ的てきな好奇心こうきしんからシステムを構築こうちくしたタッカー氏しだが、日々ひびの利用りようを通つうじて野鳥やちょうの行動こうどうパターンを学まなんだり、それまで知しらなかった地域ちいきの野鳥やちょうを発見はっけんしたりする楽たのしみを見み出だしたという。防犯ぼうはんカメラが単たんなるセキュリティの域いきを超こえた実用じつよう的てきなツールへ進化しんかしたと語かたり、マイク付つきのカメラと鳥類ちょうるいへの関心かんしんがあれば、日常にちじょう生活せいかつの質しつを向上こうじょうさせるためにBirdNET-Goの導入どうにゅうを試ためす価値かちは大おおきいと結むすんでいる。

〜の域を超える= 〜という枠やレベルを超えて、より高度・実用的な状態になる。〜試す価値は大きい= 〜してみるだけの十分な価値がある。

学習ノート

表現パターン

パターン意味
〜を必要とせず〜を必要としない形で。「〜せずに」の硬い書き言葉の表現。
〜を手がける自分で中心となって作ったり、担当したりする。
〜の際〜のとき。特定の場合や状況を表す硬い表現。
時間経過とともに時間が経過するにつれて。
〜にとどまらず〜だけに終わらず、対象や範囲がさらに広がることを表す。
〜に応じた〜の条件や種類に合わせて。
〜の域を超える〜という枠やレベルを超えて、より高度・実用的な状態になる。
〜試す価値は大きい〜してみるだけの十分な価値がある。

語彙

語読みレベル意味
拡張かくちょうN2範囲・規模・機能などを広げること。特に、既存のものに新たな部分や能力を加えて大きくすること。
追跡ついせきN1人や物のあとをたどり、その行方や所在を突き止めようとすること。
向上こうじょうN1物事の程度や状態が、以前よりよくなること。能力・品質・技術などが高まること。;より高い段階や水準へ進むこと。人の精神性や生活水準などが上がること。
市販しはん商品(しょうひん)を一般の消費者(しょうひしゃ)が通常(つうじょう)の流通経路(りゅうつうけいろ)を通じて購入(こうにゅう)できる形(かたち)で市場(しじょう)に出(だ)すこと。また、そのようにして売(う)られていること。
構築こうちく材料や要素を組み合わせ、全体として機能するものをつくり上げること。建物・設備などの具体的なものだけでなく、理論・制度・人間関係などを形づくる場合にもいう。
中核ちゅうかく物事の全体を成り立たせる中心となる部分。組織や集団では、その活動の中心を担う人々や部門をいう。
連携れんけい複数の人や組織が、互いに情報や役割を分かち合いながら、同じ目的のために協力して物事に当たること。

言語メモ

  • •BirdNET-Goは、クラウド依存なしでローカル環境で動作するオープンソースの野鳥音声識別システムです。
  • •Google Perch v2はGoogleが開発した生物音響AIモデルで、グローバルな野生動物の音声認識に対応しています。

練習

読んだ内容を確認しましょう。

  1. 市販の防犯カメラを使って野鳥を自動で識別するシステムを した事例が話題となっている。

  2. Google Perch v2へ変更すると、検出できる鳥類の数はどうなりますか。

Source: Gigazine